2017年01月11日

別居中の不貞により150万円の慰謝料請求をされたが和解金４0万円で解決した事例

【ご依頼者の情報】

依頼者　30歳女性　医療関係　

相手方　夫

不貞相手　サラリーマン

結婚期間　5年

夫の過剰な束縛に耐え切れなくなり別居したが、別居前後、離婚成立前に第三者の男性と交際を開始してしまった。これが夫に発覚し、長期的不貞関係を疑われ、夫から妻と相手男性に対し150万円の慰謝料請求がなされた（相手男性への請求額は不明）。

４0万円を支払い、不貞相手への請求は取り下げることで解決に至った。

別居理由が不貞ではなく、あくまで夫からの過剰な束縛であることを丁寧に主張した。他方で、夫が離婚を望んでいなかったことから、早期離婚のために、解決金として４０万円を提示し、離婚成立に至った。

仮に、こちらが有責配偶者（不貞した側からの離婚請求）となると、そもそも離婚が認められなくなってしまうため、裁判では不利になります。調停で離婚成立となり依頼者の方も安堵していました。